埼玉県さいたま市の手外科 S-HANDクリニック

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TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷

TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷とは?

手関節尺側部痛(手首の小指側の痛み)の原因の一つです。

TFCCは手首の尺側(小指側)にあり、靭帯と線維軟骨(膝における半月板)の複合体です。

橈骨と尺骨をつないでおり、特に手首を回す動作での安定性に重要です。

TFCCは橈骨と尺骨をつないでおり、尺骨側の付着部を尺骨小窩(しゃくこつしょうか)といいます。

症状

手をついて捻るなどで損傷し、手首を捻る動作(ドアノブを回す、ハンドル操作など)で痛みが生じます。

重症例では、不安定感(力が抜ける、ガクガクする)が出ることもあります。

TFCC損傷の診断

尺骨突き上げ症候群との鑑別が大切です。

触診により痛みの部位を確認し、関節の緩さ(不安定性)をチェックします。

レントゲンでは異常無いことが多く、MRI、関節造影検査が有用です。

TFCCの損傷パターンはいくつかあり、代表的なものとして、尺骨小窩で断裂します。

右の図は、尺骨小窩部断裂のMRIと関節造影検査です。

関節造影では、断裂してできた隙間に造影剤が入り込むことで診断します。

TFCC損傷の治療

治療は、3~4週間のギプスまたはスプリント固定を行い、以後はサポーターを装着します。

3ヶ月ほどで痛みの改善が見込めます。

不安定性が強い場合、3ヶ月で痛みが改善しない場合には、手術を考慮します。

TFCC損傷の手術

TFCC縫合手術では、TFCCにかけた糸を骨トンネルに通し、骨の表面で縫合します(trans-osseous suture)。

これにより、断裂してはがれたTFCCは尺骨小窩に引き寄せられます。

関節鏡で行う方法(鏡視下縫合)と、断裂部を直接展開する方法(直視下縫合)があります。

どちらにするかは、受傷からの期間、不安定性の程度などが考慮されます。

TFCC尺骨小窩部断裂に対する縫合手術の模式図

  • 麻酔:伝達(片腕)麻酔を行います。
  • 手術時間:鏡視下縫合でも直視下縫合でも60分程度です。
  • 手術後の経過:手術後4~5週程度のギプス固定をします。家事やデスクワークは手術後2~3ヶ月頃から、スポーツ復帰は手術後3~6ヶ月頃から可能となります。

術後

術前には尺骨小窩からはがれたTFCCが修復されています。

鏡視下TFCC縫合の一例

 

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