WALANTとは

目が覚めている状態(Wide-Awake)で、局所麻酔(Local Anesthesia)により、駆血帯を使用せず(No Tourniquet)に手術を行います。
最大の利点は、手術中に手指を動かすことができることです。
特に腱の手術(腱移植や腱移行、腱剥離)では、どの程度の緊張(きつすぎず、緩すぎず)で縫合するかが大切です。手術中に指を動かしてもらい確認することで、最適な緊張で腱を縫合することができます。
また、駆血帯を使用しないため、こまめな止血が必要になります。そのため、術後の出血・腫れが少なくなります。
WALANTの実際
手術前
左手は手根管症候群(重症)のため、うまくつまめない
手術中
※下は実際の手術中の動画です。気分の悪くなる可能性のある方はご注意ください。
手術中につまむ動作を確認
WALANTの適応手術
- 母指対立再建
- 陳旧性マレットの再建
- 伸筋腱の腱移行・腱移植
- 腱剥離
- リウマチ手指の変形
- 伸筋腱脱臼
- 尺側手根伸筋腱脱臼
- 腱鞘再建